ラシックス服用のススメ

ラシックスとは、利尿薬であり、ループ利尿薬と呼ばれる薬のひとつとなります。
むくみの原因となる、余分な水分を体外へ排出する利尿剤です。
腎尿細管においてNa、Clを再吸収抑制効果のある薬であり、利尿作用を示し、さらに利尿によって、循環血流量を減少させることにより、血圧を下げる効果があります。
高血圧症や悪性高血圧、うっ血性心不全、腎性浮腫、肝性浮腫、末梢血管障害による浮腫に治療、および尿路結石排出促進に用いられる薬です。
また、女性には、生理前のむくみ治療にも、よく使われています。

 ラシックスの服用の手引きについて、ご紹介します。
ラシックスを服用後、1時間以内に利尿効果が出始めます。
そして、その効果は、6時間~8時間持続します。
飲み始めて1~2週間は、服用後、数十分~3時間後に、尿が大量に出ることがあります。
服用後は、トイレの回数が多くなりますので、トイレに行ける環境下での服用が必要となります。

 ラシックスは、通常であれば、朝1回、場合によっては、朝と昼の2回の服用となります。
尿量が増えるために、夜の服用は避けるのが一般的です。
めまいや立ちくらみが出やすくなるために、ラシックスとアルコールの併用は、避けるようにしましょう。
尿量や回数も増加しますので、外出時も注意が必要です。

 ラシックスが効きすぎた場合には、脱水症状を起したり、血圧が下がりすぎて、ひどい脱力感やめまいを引き起こします。
重篤な副作用は、ほとんどありませんが、だるい、力が入らない、喉が渇くなどといった症状のほかに、違う症状が現れた場合には、早めに医療機関を受診されることをおすすめします。
ラシックスの利尿効果は、強力かつ急激であるために、少量からの服用が鉄則となります。